0422-23-1155

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-5-10
いちご吉祥寺ビル1F

吉祥寺まなみ皮フ科

一般皮膚科

一般皮膚科を受診される方へ

主に皮膚科全般を保険内で診察・治療いたします。皮膚疾患は、肌にブツブツができた、赤い、腫れている、痒みがあるなど、患者様ご自身でも気付くことができ、その治療効果も一目瞭然になることが多いため、肌に異常を感じましたら、お気軽にご相談ください。
当院では、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が丁寧な問診ならびに視診、触診、必要に応じて諸検査をしながら治療にあたります。 なお、同じ薬を使用していても、適切に使用できていなければ治療効果がでないため、外用指導も行っていきます。
また、難治性の疾患についても、現状維持あるいは悪化防止のための治療に終始することなく、十分なインフォームドコンセントをさせて頂くとともに、大学病院でも経験を活かし、診断の再検討や、必要な医療機関と適切に連携し、治療を行っていきます。

一般皮膚科の主な対象疾患

アトピー性皮膚炎

遺伝的な要因(アトピー素因といいます)と、環境因子(ダニやハウスダスト、ストレスなど)とが複雑に絡み合って発症すると考えられています。症状は湿疹ですが、かゆみを伴うため、掻くと悪化し、長期にわたって放置しますと色素沈着やごわついた肌になってしまいます。また、ぜんそく、食物アレルギーを併発するといわれています。、アトピー性皮膚炎のある家系にでやすい傾向があり、掻き癖がついてしまうと、治るまでに時間がかかるのも特徴です。
当院では、患者様の症状やそれまでの治療歴に応じて、 保湿などのスキンケア、生活指導、外用剤の使用などを中心に治療を行っていきます。

湿疹、接触皮膚炎

皮膚科を受診される患者様の3割程度を占める病名です。
ブツブツ・小さい水疱や赤み・粉をふくなどが混ざり、かゆみがあります。原因として考えられるものは、乾燥・ダニ・花粉・金属・虫刺されなどがあり、組織学的には、急性、亜急性、慢性と分かれますが、臨床的には、通常は急性湿疹、慢性湿疹に分類することが多いです。患部を掻いてしまうことによってとびひになってしまうこともありますので早めの受診をおすすめします。治療は、かゆみや炎症を抑える外用薬や内服薬を使用します。
時に薬疹やウイルス性中毒疹、病巣感染など他の病気がかくれていることもあります。

蕁麻疹

かゆみの強い、浮腫んだような盛り上がったミミズ腫れが数分~数時間、少なくとも24時間以内に消えていくものを蕁麻疹(じんましん)と言い、1ヵ月以内に治るものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と言います。時として呼吸苦など重篤な症状にもつながることがあり注意が必要です。
蕁麻疹の原因は、食物、内服薬、細菌やウイルスの感染など様々あり、検査には皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査等を行いますが、慢性蕁麻疹では多くは原因が特定できないことが多々あります。
治療には抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、H2ブロッカーなどを使います。

水虫

水虫は、白癬菌というカビが足の皮膚に入り込んで生じる病気です。症状としては、カサカサした皮膚をつける赤い斑点が特徴で、痒みは問いません。白癬菌の増えやすい夏に症状の悪化が多く見られるのが特徴で、足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型、爪水虫に分類されます。
水虫は、通常は塗り薬で治療しますが、爪水虫になると塗り薬だけでは爪の中になかなか浸透しないため治すことは困難です。 爪の中の白癬菌に薬が到達するには、飲み薬(経口抗真菌薬)がもっとも効果的とされています。

1.趾間型(しかんがた)

最もよく見られる型で、足の指の間が白くふやけて皮がむけます。「水虫」のなかで一番多く見受けられます。

2.小水疱型(しょうすいほうがた)

土ふまずや、足のふちに小さな水泡(水ぶくれ)ができます。

3.角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)

足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がゴワゴワになり皮がむけてきます。痒みを伴わないので「皮膚が厚くなっただけ」と勘違いし、「水虫」だと気づかないケースも少なくありません。

4.爪水虫(爪白癬:つめはくせん)

足の水虫が爪に徐々に入り込み、爪が白く濁ったり、厚くなり変形したりします。かゆみなどの自覚症状はありませんが、水虫を繰返す原因になります。

イボ

ヒトパピローマウイルスの感染で発症し、うつったイボを障ることでどんどん増え、肌の免疫力が低下している時や、髭剃りで増えやすい傾向にあります。また、非常にうつりやすいイボ(青年性扁平性イボ)はイボの部位をこすっただけで、こすった範囲にたくさんイボがうつります。
イボの治療は液体窒素療法でマイナス196度位に冷やす方法で行います。また、時に、内服療法を一緒に行うこともあります。イボの治療は1回で完治することはなく、数か月から年何位の複数回の治療が必要となることがありますので、根気よく治療を続け、一緒に完治を目指しましょう。
液体窒素による色素沈着が気になる方はレーザー治療(保険適応外)を行うことも可能です。

たこ・うおのめ

たこやうおのめは、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって生じます。
たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、痛みがないことが多いです。うおのめは肥厚した部分にさらに圧がかかり硬くなり、芯をもつため、歩くたびに刺激されて痛みを生じます。
靴や、歩き方の癖、関節の問題などが原因となるため、難治なことが多いですが、削ったり、硬い部分を軟らかくする塗り薬があります。
また、足の裏によくできる足底疣贅(そくていゆうぜい=イボ)が、たこ・うおのめと似ているため、この鑑別をきちんとするためにも、皮膚科の受診をお勧め致します。

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染で起き、顔にできるⅠ型と、外陰部・臀部にできるⅡ型のウイルスの2種類があり、初感染で口内や外陰部に発疹ができたときは高熱と激痛があり、かなりつらくなります。
ヘルペスの治療は、抗ウイルス薬5日間の内服、あるいは抗ウイルス薬外用を行います。発疹の出る前にチクチク感などの予兆がありますので、その時点で内服を始めると治りが早くなります。単純ヘルペスウイルスは神経節に入ると、遺伝子の形にかわって潜んでいるため薬で殺せません。 寝不足、疲れ、風邪、紫外線などで免疫力が落ちると増殖して再発します。

脂漏性皮膚炎

脂腺の多いところにできる湿疹で、頭部、顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。新生児や乳児にはかなり多くみられますが、大きくなるにつれて自然にできなくなってきます。中高年の方の場合は頭皮だけでなく鼻や頬、耳の中や後ろなど皮脂の分泌が活発な部位出現することが多く、時には胸部や腋(わき)・背部中央にもできる人もいます。痒みは無いこともありますが、頭皮からフケがポロポロ、鼻や頬に赤い発疹がポツポツ出現・症状が持続します。
原因としては皮脂の成分の質的異常にあり、皮膚の機能の老化が関係しています。 また、皮脂を好むでんぷう菌の感染が問題になることがあります。治療は湿疹同様にステロイド軟膏と、でんぷう菌に効く抗真菌薬を塗ります。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染が原因で、水痘(水疱瘡)と同じウイルスです。一度感染すると脳・脊髄の神経節内に潜伏するため、それが水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗体の低下や、免疫力の低下などによって一時的に再活性化して生じたものが帯状疱疹です。症状は全身どの部位にも出現し、片側の一定の神経支配領域に神経痛様の痛みを伴った小水疱、赤みが帯状にでてきます。 顔にできると、顔面神経麻痺や内耳の障害による難聴(ラムゼイ・ハント症候群)、眼合併症、お尻にできると排尿、排便障害が起こることがあります。
単純ヘルペス同様に飲み薬で治療をしますが、髄膜炎を併発するなど重篤化する可能性や、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあり、早期発見、早期治療が合併症や帯状疱疹後疼痛の発生頻度を低くするために必要です。

ニキビ

ニキビ(尋常性ざ瘡)の直接的な原因は、皮脂(皮膚のあぶら)の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。ホルモンやストレスなどの影響により過剰に分泌された皮脂が毛穴が詰まることで溜まり、面皰(めんぽう:白ニキビ、黒ニキビ)という状態になります。さらに、この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるアクネ菌が増え、赤みや膿をもったニキビとなります。
大人のニキビも、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活、睡眠不足、紫外線、ストレスなど、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多いです。
ニキビの治療は、毛穴の詰まりをとることが重要です。塗り薬、飲み薬を中心に治療し、ニキビ跡を残さないよう、適宜、面圧(院内でニキビを潰します)を行います。適切なスキンケアや生活習慣の改善も必要です。ニキビの症状が落ち着くまでには少々時間を要しますので、根気よく治療を続けていくことが大切です。

酒さ・酒さ様皮膚炎

中高年の顔面、特に鼻に好発し、赤みと血管拡張が数ヵ月以上持続するのが特徴です。
赤みだけでなく、ニキビのような丘疹や膿疱も混じってできることもあります。
酒さは第1度紅斑性酒さ、第2度酒さ性ざ瘡、第3度瘤腫、眼合併症の4つの段階があります。
発症する原因などははっきりわかっておりませんが、過度の日光曝露、精神的ストレス、飲酒、刺激物の摂取、寒暖差、肝機能障害などは悪化因子になるといわれています。
酒さの治療は長期的に付き合っていくことになりますので、抗生物質の長期内服や漢方薬の内服、抗生物質の塗り薬などで治療を行います。
時にステロイドを外用したことによる、酒さ様皮膚炎が混在している可能性がありますが、こちらはステロイドを中止していただき、同様の治療で半年程度かけて治療していきます。

吉祥寺まなみクリニック

診療科目
皮膚科、小児皮膚科、皮膚外科、美容皮膚科
住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-5-10
いちご吉祥寺ビル1F
アクセス

電車


JR「吉祥寺駅」から徒歩7分
京王井の頭線「吉祥寺駅」から徒歩9分

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武蔵野八幡宮下車目の前

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